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職業訓練のオンライン面接、実際こうだった|聞かれたことと、答えたこと

失業保険

職業訓練を受けようとすると、多くのコースで「選考」があります。そして選考といえば、面接。

「面接かあ……何を聞かれるんだろう」「落ちたらどうしよう」と、不安になりますよね。私もそうでした。落ちると結構な痛手。気軽に「まあ大丈夫でしょ」とは思えないやつです。

私は先日、ある e-learning(オンライン学習)の職業訓練コースの選考で、面接を受けました。この記事では、その面接が実際どんな感じだったか、何を聞かれて、自分がどう答えたかを、そのまま書いていきます。

「こうすれば通る」みたいなノウハウを語れるほど偉くはないので、あくまで「私のときはこうだったよ」という一例として読んでもらえればと思います。これから職業訓練の面接を受ける人の、不安が少しでも減ればうれしいです。

オンライン面接でした(Zoom)

まず形式から。私が受けたのは e-learning のコースだったこともあり、面接もオンラインでした。ツールは Zoom です。

対面で会場まで行くものだと思って身構えていたので、「あ、家で受けられるんだ」と、ちょっと拍子抜けしました。会場までの移動も不要だし、慣れた自分の部屋で受けられるので、対面よりは緊張しにくかったです。

画面に映っていた面接官は、1人でした。実際には裏にもう何人かいたのかもしれませんが、こちらから見えるのは1人だけ。なので「複数人にずらっと囲まれて圧迫される」みたいな雰囲気では全然なかったです。

服装の指定はなし。でも私はこうした

服装について、事前の指定は特にありませんでした。「スーツで来てください」みたいな案内はなし。

とはいえ、指定がないからといってTシャツやパジャマでいいかというとそれは別の話で、私はジャケットを羽織るくらいの、きちんとめの服装で臨みました。

オンラインだと、映るのは基本的に上半身だけです。なので上だけでも襟のあるものを着ておくと、画面越しの印象がちゃんとします。下は正直見えないので普段着でしたが(これはオンラインの役得です)、上半身だけは整えておくのがおすすめです。

「指定がない=何でもいい」ではなく、「指定がなくても、相手に与える印象は自分で整える」。ここは社会人としての基本かなと思います。

面接時間は20分くらい

時間は、20分ほどでした。

これ、地味に大事な情報だと思っていて。5分でサクッと終わる形式的なものではなく、20分そこそこ、ちゃんと話す面接でした。つまり、ノープランで臨むと普通に間が持たないし、就職への意思や考えが浅いと、それが20分のあいだに見えてしまう。

身構えすぎる必要はないけれど、まったくの無準備で行くのも違う。ちょうどそれくらいの、ほどよい本気度が求められる感じでした。

実際に聞かれたこと

では、本題。実際に何を聞かれたか。覚えている範囲で書きます。

志望動機(なぜこの訓練を受けたいのか)。 これは定番中の定番。なぜ数あるコースの中でこれを選んだのか、を聞かれました。

この訓練を経て、どんな仕事に就きたいか。 訓練で身につけたスキルを、その後どう就職に活かすつもりか。これがこの面接の核心だったと感じています(理由は後述します)。

就職する意思があるかどうか。 そしてこれも、はっきりと確認されました。「ちゃんと就職する気がありますか?」という、就職への本気度を問う質問です。

面接で感じたこと:就職の意思を、とにかく見られている

面接を受けていて、はっきり感じたことがあります。「就職する気があるか、そこをすごく気にしているな」ということです。

私が受けたときは、志望動機よりも、「訓練のあとどんな仕事に就きたいか」「ちゃんと就職する意思があるか」といった、就職への本気度を問う質問に時間が割かれている印象でした。あくまで私の1回の体験ですが、聞かれたことの多くが「あなた、ちゃんと就職する気がありますよね?」の確認に集約されていた、という感覚です。

なぜ就職の意思を重視されるのか(制度の仕組み)

なぜそこまで就職の意思を見られるのか。これは私の体験談ではなく、制度の仕組みとして理由があります。

職業訓練は、就職実績が重視される仕組みになっています。訓練を実施する機関には、訓練後の就職実績に応じて奨励金が支給される制度があり、就職率は訓練校にとって重要な指標です。

つまり、訓練校からすれば「受講生がちゃんと就職してくれること」が、自分たちの実績に直結します。だから面接の段階で「この人は本当に就職する気があるか」を見極めたい——これは、誰が面接を受けても変わらない、構造的な理由です。

この仕組みは、私が受かったかどうかとは関係なく成立しています。だからこそ、これから受ける人にとっても参考になるはずです。

その仕組みを踏まえて、私が意識したこと

ここからは「絶対の正解」ではなく、上の仕組みを踏まえて私自身がどう考え、どう答えたか、という話です。私は1回受けただけなので、これが唯一の正解だと言い切ることはできません。ただ、制度の仕組みから考えると理にかなっていると思うので、参考までに書きます。

私が意識したのは、「訓練のあとどんな仕事に就きたいか」を聞かれたとき、そのコースが想定している就職先に沿って答えることでした。

職業訓練のコースには、それぞれ「このスキルを身につけて、こういう仕事に就いてもらう」という想定の出口があります。さきほどの仕組みのとおり、訓練校は「訓練を活かして就職してくれる人」を求めている。だとすれば、コースの内容と自分の進路がきれいにつながっているほうが、「この人は訓練の目的を理解しているし、就職にもつながりそうだ」と受け取られやすいのではないか——そう考えました。

逆に、コースの内容とかけ離れた進路を語ったり、就職の意思があいまいだったりすると、「この人、就職する気があるのかな?」と思われてしまうかもしれない。だから私は、自分の壮大な最終目標を語るより、コースの想定就職先に素直につながる進路を、就職の意思とあわせて伝えるよう意識しました。

繰り返しになりますが、これは「これをやれば受かる」という保証ではありません。私が制度の仕組みから考えて、こう答えるのが筋が通っていると判断した、という一例です。

まとめ

最後に、ざっと振り返ります。

私が受けた職業訓練のオンライン面接は、想像していたよりずっと穏やかでした。Zoomで、画面に映る面接官は1人、服装の指定もなし、時間は20分ほど。圧迫感のある雰囲気ではありませんでした。だから、過剰に身構える必要はないと思います。

ただ、上に書いたとおり「就職する意思」はしっかり見られていたので、訓練後にどんな仕事に就きたいかだけは、自分なりに整理してから臨むといいかもしれません。

もちろん、面接の内容はコースや時期によって違うはずなので、これがそのまま当てはまるわけではないと思います。ただ、「職業訓練のオンライン面接って、こんな感じなんだ」という雰囲気だけでも伝われば。これから受ける人、がんばってください。


※職業訓練の選考方法や面接の形式は、コース・実施機関・時期によって異なります。この記事は私個人の体験の記録です。実際の選考内容については、各訓練の募集要項やハローワークの案内をご確認ください。

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